ConoHa AI Canvasの料金とプラン比較|利用時間別の費用と注意点

ConoHa AI Canvasの料金とプラン比較。クラウド画像生成と利用時間を表すイメージイラスト。

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※ConoHa AI Canvasは、レンタルサーバーの「ConoHa WING」とは別のサービスです。WINGはブログやホームページ用のレンタルサーバーで、AI Canvasは画像生成の環境です。料金もプランも別です。

ConoHa AI Canvasの料金は、月額基本料金と、毎月の無料時間を超えたWebUI起動時間に対する追加料金の合計です。無料時間内でも基本料金はかかります。

この記事では、月の利用時間別の費用を計算例で示し、容量や必要な機能も含めて、どのプランが合うかを自分で判断できるように整理します。料金・条件は2026年10月21日時点の公式情報をもとにしています。

目次

結論:ConoHa AI Canvasが合う人・別の方法を検討したい人

合う人

  • 高性能なGPU付きPCを持たずに、ブラウザでStable Diffusionを使いたい人
  • 「週末に数時間」など、月に使う時間をある程度見積もれる人
  • ブログ・SNS・商品紹介の画像素材など、作業する日を決めて使う人
  • 自分でLoRAを学習させたい人(スタンダード以上)

別の方法も検討した方がよい人

  • 月の利用時間がまったく読めず、毎月の支払額を一定にしたい人
  • WebUIを起動したまま長時間放置しがちな人
  • すでにGPU付きのPCを持っている人(ローカル環境と比べる価値があります)
  • 試してすぐ解約したい人(解約は月末です)

ConoHa AI Canvasとは

ConoHa AI Canvasは、GMOインターネット株式会社が提供する画像生成AIサービスです。ブラウザから、Stable DiffusionのWebUI(AUTOMATIC1111・ComfyUI)を使えます。自分のPCに環境を作る必要はありません。

料金プラン一覧

プラン 基本料金
(税込・月)
WebUI
無料時間
ストレージ LoRA
学習機能
エントリー 1,100円 10時間 30GB なし
スタンダード 4,378円 50時間 100GB あり
アドバンス 9,878円 100時間 500GB あり

無料時間は月ごとにリセットされます。無料時間を超えた分は、1分6.6円(1時間あたり396円)の追加料金がかかります。

日割り・プラン変更・解約の要点

  • 日割りなし:月の途中で契約・解約しても、その月の基本料金は満額です。
  • プラン変更は翌月1日から:使いすぎた月に、途中から上位プランへ切り替えることはできません。その月の料金は、当月に適用されているプランで計算されます。
  • 解約は月末:即時解約はできず、解約予約をした月の末日に解約されます。契約は毎月自動更新です。

初月の無料時間の扱いは、申し込み前に公式サイトで確認してください。

無料時間と追加料金は「WebUIの起動時間」で計算される

無料時間のカウントも、無料時間を超えた後の追加料金も、画像を生成している時間ではなく、WebUIを起動している時間で計算されます。

プロンプトを考えている時間や、画面を開いたまま席を離れている時間も、WebUIが起動していれば起動時間に含まれます。まず無料時間から差し引かれ、無料時間を超えた分から追加料金になります。

一方で、次の時間は起動時間に含まれません。

  • WebUIの起動待ち時間
  • WebUIを起動せずに、コントロールパネルを操作している時間

月をまたいで起動したままにすると

WebUIを起動したまま月をまたぐと、起動から終了までの時間はすべて終了した月の分として計算されます。前月に残っていた無料時間は使えません。

たとえば10月31日の23時に起動し、11月1日の2時に終了すると、3時間すべてが11月分です。月末の夜は特に、終了を忘れないようにしましょう。

自動終了タイマーは「消し忘れ対策」

WebUIには、一定時間操作がないと自動で終了するタイマーがあり、15分〜180分の範囲で設定できます。起動したまま放置するのを防ぐのに役立ちます。

ただし、月の請求額に上限をかける機能ではありません。作業中の起動時間は通常どおり無料時間から差し引かれ、超えた分は追加料金になります。

利用時間別の費用(計算例)

エントリープランで月20時間起動した場合の料金例。基本料金1,100円に、無料10時間を超えた10時間分の3,960円を加え、合計5,060円。税込、割引なしの概算。
エントリープランで月20時間起動した場合の計算例。公式料金をもとにNEXITAS作成。

計算の前提

  • 通常の1か月分(月の途中の契約ではない)
  • 月をまたぐ起動なし
  • 割引・キャンペーンなし
  • 税込の表示価格で、追加料金は1時間396円で計算
  • 時間は「WebUIの起動時間」です。画像の生成処理にかかった時間ではありません

実際の請求額ではなく、目安の計算例です。公式サイトにも、消費税の端数処理で表示価格と請求金額に誤差が出ることがあると記載されています。

月の起動時間別の料金(計算例・税込)※【最安】と太字は、その時間で最も安いプラン
月の
起動時間
エントリー スタンダード アドバンス
5時間 1,100円【最安】 4,378円 9,878円
10時間 1,100円【最安】 4,378円 9,878円
20時間 5,060円 4,378円【最安】 9,878円
50時間 16,940円 4,378円【最安】 9,878円
70時間 24,860円 12,298円 9,878円【最安】
100時間 36,740円 24,178円 9,878円【最安】

料金が逆転する目安

料金だけで比べた、独自計算による目安です。

  • 約18.3時間まで:エントリー
  • 約18.3〜63.9時間:スタンダード
  • 約63.9時間を超える:アドバンス

境目の近くでは、プラン同士の料金差は小さくなります。また、保存したいデータの量やLoRA学習の必要性によって、選ぶべきプランは変わります。

自分の起動時間を見積もる方法

「1回に起動する時間 × 月の回数」で計算します。

  • 1回2時間 × 月8回(週2回)=16時間 → エントリーなら約3,476円、スタンダードなら4,378円。境目に近いので、使う時間が増えそうならスタンダードも候補です。
  • 1回3時間 × 月12回(週3回)=36時間 → エントリーなら約11,396円、スタンダードなら4,378円。スタンダードの方が安くなります。

プロンプトを考える時間や休憩中も起動時間に含まれるので、実際の作業時間より少し多めに見積もるのがおすすめです。

ブラウザだけでできる 本格的なAI画像生成 【ConoHa AI Canvas】

プランの選び方:時間・容量・機能で決める

料金だけを見ると「たくさん使うなら上位プラン」となりますが、実際は利用時間・ストレージ容量・LoRA学習機能の3つで判断します。

エントリーが合う人

  • 月の起動時間が約18.3時間までの人(10時間までは基本料金のみ)
  • 保存するモデル(Checkpoint)や画像が少なく、30GBで足りる人
  • LoRAを自分で学習させる予定がない人

モデルを何種類も保存したい場合は、時間より先に容量が足りなくなることがあります。

スタンダードが合う人

  • 月の起動時間が約18.3〜63.9時間の人
  • 自分でLoRAを学習させたい人
  • 30GBでは足りず、100GBあれば足りる人

アドバンスが合う人

  • 月の起動時間が約63.9時間を超えることが多い人
  • 100GBでは足りず、多くのモデルや画像を保存したい人

反対に、利用時間が少なく、容量も100GB以下で足りる人には割高です。プラン変更は翌月からしか反映されないので、「念のため上位」にするより、自分の使い方に合ったプランを選びましょう。

LoRA学習機能について

ここで言う「LoRA学習機能」は、自分でLoRAを作るための機能(学習用WebUI「Kohya SS」がベース)です。エントリーでは使えません。作成済みのLoRAをエントリーで利用できるかは、料金・仕様ページに明記がないため、必要な人は申し込み前に確認してください。

申し込み前の注意点

  • 追加料金:無料時間を超えると、起動時間に応じて追加料金が発生します。
  • 容量とプランダウン:ストレージの使用量が変更先プランの容量を超えていると、下位プランへの変更はできません。
  • 支払い方法:クレジットカード(月末締め・翌月請求の後払い)や、ConoHaチャージ(前払い)などがあります。ConoHaチャージは、残高が不足するとサービスが停止します。残高不足からサービス停止まで時間がかかる場合があり、その間も料金が発生します。
  • 商用利用は条件を確認:利用規約上は商用目的でも利用でき、生成した画像の権利は利用者に帰属するとされています。ただし、商用利用の可否は使うCheckpointなどのモデルによって異なります。また、生成した画像が他人の著作権などを侵害しないことまで保証されるわけではありません。モデルの利用条件と、生成物の内容を自分で確認しましょう。

申し込み前チェックリスト

  • □ 月の起動時間(1回の時間 × 回数)を見積もった
  • □ 見積もりが料金の境目(約18.3時間・約63.9時間)に近い場合、容量や機能も含めてプランを選んだ
  • □ 保存したいモデルや画像の量から、必要な容量を考えた
  • □ LoRAを自分で学習させたいかどうかを決めた
  • □ 自動終了タイマーの設定方法を確認した
  • □ 月末をまたいで起動したままにしないと決めた
  • □ 使う予定のモデルの利用条件(商用可否など)を確認した

よくある質問

Q. 無料時間内なら料金はかかりませんか?

A. 追加料金はかかりませんが、基本料金は毎月かかります。

Q. 画像を生成していない時間も起動時間に含まれますか?

A. WebUIを起動していれば含まれます。WebUIの起動待ち時間は含まれません。

Q. 使いすぎた月に、途中から上位プランへ変更できますか?

A. プラン変更は申し込んだ翌月1日から反映されます。その月の料金は、当月に適用されているプランで計算されます。

Q. 自動終了タイマーを使えば、請求額の上限を超えませんか?

A. いいえ。タイマーは消し忘れを防ぐための機能で、請求額に上限をかけるものではありません。

Q. LoRAの学習機能はどのプランで使えますか?

A. スタンダードとアドバンスで使えます。エントリーでは使えません。

Q. 作った画像は商用利用できますか?

A. 利用規約上は商用目的でも利用できます。ただし、使うモデルごとの条件の確認が必要です。また、第三者の権利を侵害しないことまでは保証されません。

まとめ

ConoHa AI Canvasの費用は、基本料金に加えて、無料時間を超えたWebUIの起動時間で変わります。料金だけで比べた目安は次のとおりです。

  • 約18.3時間まで → エントリー
  • 約18.3〜63.9時間 → スタンダード
  • 約63.9時間を超える → アドバンス

境目の近くでは料金差が小さいため、容量やLoRA学習が必要かどうかもあわせて選びましょう。基本料金は日割りされず、プラン変更は翌月からです。まずは自分の起動時間と必要な容量を見積もってから申し込むのがおすすめです。

ブラウザだけでできる 本格的なAI画像生成 【ConoHa AI Canvas】

参考にした公式情報

(2026年10月21日確認)

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